榎さんがダイブした夜 プライスレス。

冗談言ってる場合じゃなくて。たまには真面目にレポート書いちゃう。
激初期衝動シンポジウムVOL.06 in 251。久々に凄いライブを見た。
”フリースタイル”まさしくそんな言葉がピッタリの歓喜に満ち溢れたパフォーマンス。
それぞれがお互いのステージに立ち、ありったけの力を音楽にぶつける。
ヘロヘロになりながら、声が出なくなるまで叫びながら。
FUCK YOU HEROESのステージでは海北くんが激しくベースをかき鳴らし、榎さんが客席にダイブして、源ちゃんがハイテンションでビートを刻む。
何よりもみんな楽しそうにありったけの力で演奏する。
フロアのテンションも一気に上がる。
そんな普段とは違う1面が見られた貴重なイベントだった。
音楽の可能性、ライブという枠組みを縛り付けてしまう偏見、僕がここで言う事も一つの意見でしかなくて、要するに音楽はもっと自由-フリースタイル-なんだという事を見せ付けてくれたライブだった気がする。
ラストは今年7月で解散してしまうpealout。音源もライブも全く初めてだったけど、その貫禄のパフォーマンスの前ではお構いナシ。
PUNK、ROCK、DISCOと、曲のバリエーションも去ることながらそのどれもアップテンポでハイテンションなステージを初めから終わりまで切らさない(むしろ終わりに向かって上がって-壊れて-いく)ボーカルにやられた。自分のテンションをそのまま楽器に乗せて、その音が渦になって会場を飲み込んでしまうような圧力があった。
眼の奥にこんな野心を持ったアーティストにはそうそう出会う事が出来ない。アンプの上によじ登り客席を見下ろしてシャウトする彼のROCKな眼が印象的だった。もっと早く出会いたかったし解散するのは本当に残念だと思う。

そんなこんなで19時に始まったお祭りも気付いたら23時を回る頃に終了。
途中、カワイコたんらしき人を見つけてテンションアップ!でも、帰りに確認しようと思ったらもういなかったよクスン。(もうね、いろんな人がカワイコたんに見えるらしいよ。)
慧くんや海北くんに挨拶して帰るも終電の時間を間違えて、大宮からタクシーで帰宅。
ボキの人生にはいつもオチが付いてくる。
まぁ、たいがい自分のせいだから怒るに怒れないんだけど。笑うか、アハハ。
ちゃんとしたレポートは天才ベースラッパー(id:skyclaps)のところで見てください。さようなら。